【美容内科×美容皮膚科コンビネーションを用いて、美しさのポテンシャルを引き出す】
大阪・北堀江のUNI CLINIC(ユニクリニック)、院長の大嶋です。
当院では、美容皮膚科と美容内科の両面から、肌や身体のお悩みにアプローチしています。
外側からの美容施術と、分子栄養学を活かした内側からのケアを組み合わせ、一人ひとりに合った治療をご提案しています。
前回のコラムで、糸リフトを受けたことのない患者様の不安点などを解消できたのではないかと思います。もちろん受けるまで、受けて効果が出るまでが糸リフトの施術にはなるので、初めての方はたくさん不安があると思うのですが、いつでもご相談くださいね。
さて、今日は糸リフトの長所や糸リフト前に受けるべき施術、糸リフトの合併症などをお話していきます。
糸リフトの長所

やはりなんといっても、直後からの変化がわかりやすいことです。考え方はシンプルで、たるんできた組織をもとの位置に戻していくのが糸リフトです。糸で引っ張り上げる。とてもシンプルです。
しかし、患者様のご年齢や組織の強さ、脂肪の量やコケ具合、あらゆる要素が絡んでくるのも事実です。効果を発揮するにはそれなりのお肌のコンデション維持も重要になってきます。
また、当院で使用しているPDOという素材の糸は、体内に吸収される素材なのですが、脂肪萎縮効果も報告されています。糸が入るだけで、引き上げだけでなく脂肪の減少も期待できるのです。
糸リフト前に仕込むといいこと

糸リフトを受ける前に受けておくと、より糸の効果を発揮する施術をご紹介します。
1.真皮肌育

なんといっても肌育につきます。方法はもちろん手打ちの肌育注射が一番効果を発揮します。アミノ酸製剤であるジャルプロクラッシック、ポリヌクレオチド製剤であるプルリアルデンシファイなど、当院でも前治療として肌育を推奨しています。理由は明確です。糸リフトの挿入層は皮下組織にはなるのですが、皮下組織は真皮とつながっています。皮膚の構造の中でも一番重要とされる真皮を鍛えずしていい効果は得られません。組織がおぼろ豆腐みたいだったらなかなか引きあがることはないですが、高野豆腐くらいしっかりした組織であれば、糸もしっかりと組織を持ち上げる事ができるのです。肌育、あなどれません!
2.機械治療(高周波やHIFU)

機械治療による先行リフトアップも効果的です。こちらも考え方はシンプルです。HIFUや高周波で皮下組織のタイトニングやリフトアップをあらかじめ行うと、いざ糸リフトを挿入する際に、機械治療を行っていない場合と比べても重さが違います。機械治療を先行することで、より組織の強さがでますので、せっかく糸リフトを行うのであれば、機械治療を先行すると完璧です。
最も望ましいのは、機械治療を受けて、その後2週間後に糸リフトを受け、糸リフト後も定期的に機械治療を行っていくと糸の効果持続期間もより長くなっていきます。
3.ボトックス

こちらは適応があるので、患者様によります。
特に咬筋(エラの筋肉)やオトガイ筋(顎の筋肉)といった、フェイスラインの構成要素になっている筋肉はボトックスによる治療が効果的です。
具体的には、エラがフェイスラインを逸脱して大きい、顎のしわが強く顎が小さくみえるタイプの患者様は、ボトックスでまずフェイスラインを整えます。広頚筋という首の筋肉も強い場合は、小顔ボトックスであるボトックスリフトも併用します。
ボトックス後2週間くらいで、筋肉の緊張も解け、糸リフトの効果をだしやすいお顔状態になります。
さらに、フェイスラインを構成する筋肉に対する治療だけでも小顔効果を狙えるのに、さらに糸で整えることができるので、相乗効果を感じることができます。
このようにお料理同様、仕込みが大事になります。
初めての美容医療として糸リフトを受けたけどあまり効果を感じなかった!という患者様は、これらの下仕込みが足りなかった可能性が高いです。
糸リフトだけでなく、全層のケアの提案をしてくれる先生がいいと思います。
糸リフトの合併症

これまで長所を述べてきたのですが、最後に糸リフトの合併症もお伝えします。
1.内出血
内出血はかなりの確率で起こり得ます。糸リフトに入口や、ゴール地点で組織内での内出血はあり得るので、ダウンタイムとして1週間はみておいて頂けると幸いです。また、本当にごくまれに動脈性の内出血が起こるとお顔の一部がパンパンに張れてしまうこともあります。
2.しびれ感
糸リフトを入れて以降ずっと一部にしびれ感が残った方がいるという報告もあります。糸リフトの通り道に神経が強く触れると起こり得る合併症ではあります。
3.浮腫み・疼痛
これらは合併症というよりは、ダウンタイムの一部に入ります。糸の本数に応じて疼痛の程度も変わりますが、およそ一週間でお痛みはかなりマイルドになりますが、開口時のお痛みは徐々に落ち着くとはいえ2週間くらいは残ります。日常生活には問題のない範囲内ではあります。1か月もすると、ほとんどの場合違和感はなくなります。
浮腫みも麻酔の量に左右されるダウンタイムの一つですが、僕は必要最小限の麻酔で行うので(もちろん痛みは最小限で)、直後もあまり腫れません。自分や親しい友人が「ちょっと浮腫んでる?」と感じる程度です。
4.感染
理論上あり得ます。糸を伝ってお顔の中で感染し、炎症が起きたり、膿を形成したりなどです。抗生物質で改善すればいいのですが、改善なければ処置が必要になる場合もあります。
その他予期しえない合併症も起こりうるのは、どんな施術でも同じです。
当院ではどれも限りなくおこり得ないように、あらゆることを徹底して治療お行っています。安心して受けてください!
今回は糸リフトのメリットや、最大限の効果出しのための仕込み、合併症やダウンタイムのお話をしました。糸リフトを受けたことがなければ、よりイメージしやすくなったのではないでしょうか。イメージがわきにくかったり、もっと詳しく知りたい場合はいつでも診察にいらしてくださいね。
現在、糸リフトのキャンペーンも行っておりますので是非この機会に!