【美容内科×美容皮膚科コンビネーションを用いて、本来の美しさのポテンシャルを引き出す】
大阪・北堀江のUNI CLINIC(ユニクリニック)、院長の大嶋です。
当院では、美容皮膚科と美容内科の両面から、肌や身体のお悩みにアプローチしています。
外側からの美容施術と、分子栄養学を活かした内側からのケアを組み合わせ、一人ひとりに合った治療をご提案しています。
はじめに

今回は美肌作りには欠かすことのできない栄養のお話です。
美容施術を頑張っていても、肌をつくる材料が不足していれば、十分な効果を感じにくいことがあります。お肌も身体の一部です。栄養が必要なのです。根本であるご自身の絵栄養状態が弱っていると、良くなっていくのに時間がかかってしまいます。
今回は、お肌と栄養は切っても切り離せない、ということを再認識していただくべく、美容内科の視点から「肌のコンディションを整えるために最低限意識したい栄養素」をご紹介します。
1.ビタミンB群 & ナイアシン

ビタミンB群は、糖質・脂質・タンパク質からエネルギーをつくる際に欠かせない栄養素です。肌では細胞の代謝やターンオーバーにも関与しており、不足すると肌荒れや乾燥、皮脂バランスの乱れにつながることがあります。
特にビタミンB2やB6は皮膚や粘膜の健康維持に関わり、ナイアシンは皮膚のバリア機能や炎症との関係も研究されており、美肌を考えるうえで重要なビタミンのひとつです。ビタミンBを内服されてない方が案外多いのですが、最初に飲み始めてほしいサプリメントといっても過言じゃないくらい重要です!
2.亜鉛

亜鉛は「肌をつくる」ために非常に重要なミネラルです。
タンパク質合成やDNA合成、細胞分裂に関わるため、皮膚のターンオーバーや傷の修復にも欠かせません。
亜鉛が不足すると、
・肌荒れしやすい
・傷が治りにくい
・ニキビや炎症が長引きやすい
・髪や爪の状態が悪くなる
といった変化がみられることがあります。
美容を意識している方には、ぜひ不足していないか確認してほしい栄養素です。
ダウンタイムの回復期にもぜひ意識してサプリメントで補うと、早めに回復することも期待できます。
3.ヘム鉄

鉄というと「貧血のための栄養素」というイメージが強いですが、美容においても非常に重要です。
鉄は赤血球のヘモグロビンをつくり、全身へ酸素を運ぶ役割があるため、鉄不足になると、肌の血色が悪く見えたり、疲れた印象になったりすることがあります。また、鉄はコラーゲンをつくる過程にも関与しています(ビタミンC、ヘム鉄、たんぱく質の同時摂取でコラーゲン生成を強めることが可能)。特に女性では、月経によって鉄を失いやすいため、貧血と診断されていなくても体内の貯蔵鉄が少なくなっているケースが多いです。サプリメントで補う場合は、吸収率の高い「ヘム鉄」が選択肢になります。ただし、鉄は多ければ多いほど良い栄養素ではありません。フェリチンなどの血液検査を確認しながら補充することが大切です。
4. ビタミンC & ビタミンE

美肌・美白の定番ともいえるのが、ビタミンCとビタミンEです。
紫外線やストレス、喫煙などによって体内では活性酸素が発生します。活性酸素が過剰になると、皮膚の老化や炎症、色素沈着などに関与すると考えられています。
ビタミンCとビタミンEは、ともに抗酸化作用を持つ代表的な栄養素です。ビタミンCはさらに、コラーゲン生成にも欠かせません。また、ビタミンCとビタミンEはそれぞれ異なる場所で抗酸化作用を発揮するため、どちらか一方ではなく、組み合わせて摂取することもおすすめです。紫外線を完全に避けることはできません。外側からの日焼け止めとあわせて、内側から抗酸化栄養素を補うことも肌管理のひとつです。
5.ビタミンA

ビタミンAは、皮膚や粘膜を正常に保つために必要な栄養素です。
皮膚細胞の分化やターンオーバーに関与しており、美容皮膚科でも広く使用されています。
肌のコンディションが安定しない方では、食生活を含めてビタミンAが十分に摂れているか確認することも大切です。一方で、ビタミンAは脂溶性ビタミンのため体内に蓄積します。特にサプリメントとして高用量を長期間摂取する場合や、妊娠中・妊娠を希望されている方は注意が必要です。
最後に
美容医療では、レーザーや光治療、肌育注射などさまざまな治療があります。
もちろんこれらの治療は非常に有効ですが、治療によって肌を刺激したあと、実際に新しい皮膚やコラーゲンをつくるのは自分自身の身体です。
その材料となるビタミンやミネラルが不足していれば、せっかく美容医療を受けても十分な美肌をつくれない可能性があります。
だからこそ、
「外から美容医療、内側から栄養」
この両方を整えることが、長期的にきれいな肌をつくるポイントだと考えています。
ただし、サプリメントは全員が同じものを同じ量飲めばいいわけではありません。
特に鉄や亜鉛、ビタミンAなどは、不足している人には有用ですが、過剰摂取には注意が必要です。
当院の栄養検査でご自身の栄養状態を確認しながら、自分に必要な栄養素を補っていきましょう。