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美容内科

お肌と小麦と乳製品のはなし

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【美容内科×美容皮膚科コンビネーションを用いて、本来の美しさのポテンシャルを引き出す】

大阪・北堀江のUNI CLINIC(ユニクリニック)、院長の大嶋です。

当院では、美容皮膚科と美容内科の両面から、肌や身体のお悩みにアプローチしています。

外側からの美容施術と、分子栄養学を活かした内側からのケアを組み合わせ、一人ひとりに合った治療をご提案しています。

はじめに

当院でも積極的に実践している美容内科。内面からの美容に興味のある患者様もたくさんおられます。興味があって、調べている段階の方もたくさんおられるでしょう。

美容内科の入り口にあるのが、毎日摂取する食事です。特に食事の中でも「小麦や乳製品で肌荒れする」、と聞いたことのある方も多いでしょう。

今日は少し歴史的な背景を加えながら、お肌と小麦・乳製品の関係についてお話していきます。

アメリカ小麦戦略

背景として知っておいて頂きたいお話をします。

日本が戦争に敗戦し、GHQが立て直しに関わったことは周知の事実ですよね。当時アメリカには小麦や乳製品、油などが大量に余っており、それらを日本に提供してくれたのですが、「日本食では身体がおおきくならない、小麦・乳製品で身体を大きくしよう!」といった具合に、食事の欧米化が進むきっかけにもなっています。学校給食にパンが導入されたのもその背景があるとも言われています。しかし、小麦・乳製品は摂取すると脳の報酬系を活性化させ、もっとほしくなるのです。

戦略だったかは別として、その後日本の食事に小麦や乳製品が増えていることはみなさんもご存じの通りです。たべるともっと欲しくなるこの二つの食品。全員ではないですが、少なからず日本人のお肌や体調の治安に関わっているのです。

小麦が合わない日本人はどれくらい?

小麦で問題になる代表的なものには、セリアック病、小麦アレルギー、非セリアック性小麦・グルテン過敏症があります。

日本人におけるセリアック病は非常に少なく、研究では約0.05〜0.2%程度と報告されています。また、実は成人の小麦アレルギーも約0.2%程度とされています。

そのため、「日本人の多くは小麦が合わない」という明確なエビデンスは現時点ではありません。

一方で、セリアック病や小麦アレルギーではないにもかかわらず、小麦を食べると腹部膨満感、腹痛、下痢、倦怠感などを感じる方もいます。

この場合、グルテンそのものだけではなく、小麦に含まれるフルクタンなどのFODMAPが症状に関与している可能性もあります。

乳製品は日本人に合わない?

乳製品は日本人に合わない?

乳製品については、小麦とは少し異なります。

牛乳に含まれる乳糖は、ラクターゼという酵素によって分解されます。

日本人では成人になるにつれてラクターゼ活性が低下する人が多く、過去の研究では成人の約9割に乳糖吸収不良が認められたという報告もあります。

ただし、乳糖を十分に吸収できないからといって、必ず症状が出るわけではありません。

最近の日本人を対象とした研究では、乳糖を含む食品を摂取した際に腹部症状を自覚する人は約23%でした。

つまり、

「乳糖を分解しにくい人は多いものの、全員が乳製品を避ける必要があるわけではない」

ということです。

ヨーグルトや熟成チーズなど、乳糖が少ない食品であれば問題なく摂取できる方も多くいます。

腸の不調は、肌にも影響する?

美容内科では、腸内環境と肌の状態は無関係ではないと考えます。

特定の食品が体質に合わず、慢性的に腹部症状が続いている場合、食事内容の偏りや栄養吸収の低下につながることがあります。さらに、腸内環境の乱れや食生活の乱れは、炎症や免疫、代謝を介して肌状態に影響する可能性があり、ニキビや乾燥、肌荒れなどとの関連も研究されています。

ただし、

「肌荒れがある=グルテンや乳製品をやめれば治る」という単純なものではありません。

むしろ重要なのは、自分の症状や食生活を確認し、必要に応じて原因を整理していくことです。

実際に小麦や乳製品を摂取すると肌荒れや体調不良になる方もいらっしゃると思います。それらの方は摂取の方法やサプリメントでのサポートを行うと、改善に近づくこともできます。しかし何よりも、自分はそれらの食品とうまく付き合わないといけない、と知ることが重要です。

むやみに除去するより、自分に合う食事を

最近では、グルテンフリーや乳製品除去が美容や健康目的で行われることも増えています。

しかし、不必要に食品を制限すると、タンパク質、カルシウム、ビタミン、食物繊維などの摂取不足につながることもあります。

美容内科では、単に「何を抜くか」ではなく、

何を食べたときに症状が出るのか、そして必要な栄養がきちんと摂れているかを診察の中で、皆さんと確認していきます。肌荒れやお腹の不調が続く方は、食事内容や栄養状態を一度見直してみるのもよいかもしれません。そのために当院の栄養検査で血液を調べ、ご自身の現在の栄養状態を把握することがとても重要になります。

最後に

日本人では、乳糖を分解する能力が低い人は比較的多い一方で、小麦そのものが合わない人が特別多いという明確なデータはありません。

大切なのは、「小麦や乳製品は身体に悪い」と一括りにするのではなく、自分がどの食品を摂取したときに、どのような症状が出るのかを見極めることです。気になる症状がある場合は、自己判断する前に、一度当院でご相談ください!皆様の体調・お肌管理のサポートをばっちりさせていただきます!

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