【美容内科×美容皮膚科コンビネーションを用いて、本来の美しさのポテンシャルを引き出す】
大阪・北堀江の UNI CLINIC (ユニクリニック) 院長、大嶋です。
当院では美容皮膚科と美容内科の両面アプローチで、外側だけでなく、体の内側から本質的な美しさを引き出す治療を提供しています。特に、分子栄養学を活かした美容内科アプローチ により、肌の健康を根本から支えることを大切にしています。
患者様のお悩みに寄り添い、カウンセリングでは美容皮膚科施術と美容内科のバランスやコンビネーションをお伝えし、最適な治療プランをご提案させていただております。
はじめに

春先になると、赤みに関するご相談が増えてきます。
なんとなく顔が赤い
敏感肌っぽくなってきた
治療しているのに改善しない
この時期は花粉や寒暖差の影響もありますが、
実は赤みは体内の炎症状態とも深く関係しています。
今回は赤み対策として、美容内科的な側面からのアプローチをご紹介します。
2.「赤み=炎症」:その修復に必要な栄養

赤みの原因はいくつか考えられます。
お肌のバリア機能の低下や、炎症による血管拡張、酒さなどが挙げられます。
いずれも炎症が関わっており、この炎症をコントロールするために重要なのが、以下の栄養素です。
・ビタミンC
抗酸化作用に加え、ヒスタミン低下作用を持ち、炎症と血管反応の両方に関与します。
ビタミンEと同時摂取することで相乗効果が期待できます。
・ビタミンE
脂質の酸化を防ぎ、細胞膜レベルで炎症を抑制します。
皮膚は脂質成分が多いため、ビタミンEは皮膚の炎症制御に直結する栄養素です。
ビタミンEはいわばお肌の細胞のゲートキーパーです。
ビタミンEは酸化ストレスおよび炎症の軽減に寄与することが報告されています※1。
・オメガ3脂肪酸
炎症を調整する脂質メディエーターの材料となり、炎症反応そのものをコントロールします。プロスタグランジンの調整を行うことで、抗炎症作用や皮膚バリアの安定化に関わっています。オメガ3もビタミンEとの同時摂取でより効果を発揮すると言われています。
さらに、オメガ3脂肪酸は皮膚炎症の改善に有効であることが報告されています※2。
つまり、炎症を抑えるには、外からだけでなく内側からのコントロールも不可欠なのです。
3.肌の修復力を底上げする

赤みが長引く方の特徴は、「炎症が強い」というよりも、
“回復力が低下している” 状態です。以下の栄養素でお肌の回復力を向上させましょう。
・ビタミンB群
エネルギー産生に関与し、ターンオーバーを支えます。
・マグネシウム
代謝全体を支えるミネラルで、エネルギー産生に不可欠です。
・ナイアシン
ミトコンドリア機能の中核であるNADの材料となり、皮膚の修復力を底上げします。
スキンケア製品にも赤みに効果のあるものとしてナイアシンアミドは有名ですよね。
つまり、お肌の炎症を抑えるだけでなく、“回復できる状態”を作ることが重要になります。
4.プルリアルによる赤み改善

もちろん、大前提として内側のケアに加えて、外側からのアプローチも重要です。
特に過去コラムでもご紹介した、「プルリアル(PN製剤)」は
赤み改善・抗炎症作用・組織修復促進・皮膚再生
といった作用を持ち、赤みの原因そのものにアプローチできる治療です。
施術による赤み改善としてはプルリアル一択といってもいいくらい効果があります。
個人的にはどんな方でも受けるべき!と思うくらい好きな製剤です。
最後に
赤みは単なる肌トラブルではなく、体内環境も反映したサインです。
改善のためには
炎症を抑える(VC・VE・オメガ3)
修復力を高める(B群・Mg・ナイアシン)
外側からの再生(肌施術)
この3つを組み合わせることが重要です。
「赤み=炎症」
として、内側からもコントロールしていきましょう。
参考文献
※1:Berardesca E, Cameli N. Vitamin E supplementation in inflammatory skin diseases. Dermatol Ther. 2021 Nov;34(6):e15160.
※2:Sawada Y, Saito-Sasaki N, Nakamura M. Omega 3 Fatty Acid and Skin Diseases. Front Immunol. 2021 Feb 5;11:623052.