美容内科×美容皮膚科コンビネーションを用いて、本来の美しさのポテンシャルを引き出す】
大阪・北堀江の UNI CLINIC (ユニクリニック) 院長、大嶋です。
私たちは 美容皮膚科と美容内科 の両面からアプローチし、外側だけでなく、体の内側から本質的な美しさを引き出す治療を提供しています。
特に、分子栄養学を活かした美容内科アプローチ により、肌の健康を根本から支えることを大切にしています。
お一人おひとりの悩みに寄り添い、美容皮膚科施術と美容内科のバランスを丁寧にカウンセリングしながら、最適な治療プランをご提案させていただきます。
はじめに

当院の看板メニューのひとつである “オーダーメイド栄養検査”。昨年のリニューアルからたくさんの患者様にお受けいただいております。結果は分子栄養学に基づき、僕が自分で解析をしています。最近はAIによる解析や、各メーカーさんの外注解析が主流かと思いますが、僕は患者様それぞれの症状、ライフスタイル、嗜好、仕事などを頭に入れ、色々想像しながら解析をしています。そのほうがしっかりと患者様と向き合えるからです。レポートには皆様のライフスタイルに合わせた改善策を提示するよう心がけています。
1.多くの方で不足している栄養素

日本で生活していると、不足しやすい栄養素があります。ミトコンドリアの好物でもある、マグネシウムやビタミンBです。ミトコンドリアの機能低下は慢性疲労につながるだけでなく、慢性疾患やがんにもつながる可能性があると言われています。マグネシウム、ビタミンBはなんぼあってもいいのです(※もちろん程度はあります)。これらは炭水化物の代謝に大量に使われます。日本人は炭水化物が好きですよね。なので減りやすいのです。またストレスなどでも減ります。生命活動には必須にもかかわらず、現代社会では減りやすい栄養素です。
過去コラム参照 ※ミトコンドリアと美肌
2.女性はほぼ鉄不足

女性の結果で基本的に皆さんが不足しているのが鉄分です。貧血の原因になることはなんとなくご存じですよね。鉄もミトコンドリアの好物ですので、不足するとエネルギー不足を引き起こします。女性は二次性徴で身体に鉄が必要になる時期に整理が始まるので、基本的に鉄は借金状態で生活が進んでいきます。鉄不足はメンタルやお肌をくずします。ターンオーバーも遅れ、シミの原因にもなっています。早くから鉄は意識し、摂取する必要があります。
過去コラム参照 ※美容内科と美容皮膚科をつなぐ鉄
3.栄養が不足しやすい現代社会

欧米では国家レベルで食品にミネラルを含有するなど、予防医療にもすごく積極的です。日本はなかなか追いつけていません。むしろ、小麦・乳製品でリーキーガット症候群を引き起こしている方も多い印象です。また数十年前にくらべ、野菜や穀物に含まれている栄養素が減っているとされていますので、食事から純粋に栄養完全体を目指すにはやや無茶があるのです。
しかし!栄養解析をしていると、まれにサプリメントなしで栄養が満ちている方がおられます。
「普段何を食べてるんですか?」とインタビューすると、
「完全無農薬有機野菜です!」というお返事をいただいたことがあります。
やはり食事は大切ですね。
4.サプリはむやみに摂ってはいけない

なんとなくビタミンCがいるよね、鉄は減るよね、でサプリをはじめる方も多いでしょう。とてもいいことです。ただ、摂取するサプリメントや量によっては逆に体に悪影響を及ぼす可能性もあります。分子栄養学の3大原則のひとつに「不足している栄養素を必要量補う」というものがあります。血液検査をして、どれくらい足りていないかを把握する必要があります。これまた分子栄養学の3大原則のひとつで「客観的指標として自分を捉える」というのがあります。検査で不足している栄養素が判明すると、それはもう事実として受け入れるしかないですよね。「足りていないぶん、必要なだけ摂る」が鉄則です。
さいごに
栄養で身体を守って、日々のストレスに打ち勝ちましょう!
嗜好品をなるべくやめないためにも、栄養で身体を満たしておくのが理想です。
内面からの体調管理・肌管理にご興味がある方はぜひユニクリニックにお越しください!