【美容内科×美容皮膚科コンビネーションを用いて、本来の美しさのポテンシャルを引き出す】
大阪・北堀江の UNI CLINIC (ユニクリニック) 院長、大嶋です。
私たちは 美容皮膚科と美容内科 の両面からアプローチし、外側だけでなく、体の内側から本質的な美しさを引き出す治療を提供しています。
特に、分子栄養学を活かした美容内科アプローチ により、肌の健康を根本から支えることを大切にしています。
お一人おひとりの悩みに寄り添い、美容皮膚科施術と美容内科のバランスを丁寧にカウンセリングしながら、最適な治療プランをご提案させていただきます。
はじめに

当院でも一番リピートが多く、人気で、僕も大好きなのがヒアルロン酸治療です。
ヒアルロン酸はひと昔前のイメージでは「顔がパンパンになる」や「唇がオバケみたいになる」という印象を持たれがちでした。診察の時も「芸能人の〇〇さんみたいにはなりたくないんです、、、」というお話をよく伺います。もちろん注入量が多すぎたら、いわゆる”ヒアル顔” になってしまいます。注入“量”と注入“部位”の見極めはドクターによってそれぞれで、一番重要なポイントではないでしょうか。
1.ナチュラルが好まれる時代

現在はどちらかというとナチュラルな仕上がりが好まれますよね。2000年代ごろは「美容整形」=「劇的変化」が求められ、そのニーズも高かったと認識しています。その時期にテレビや雑誌で見た派手なイメージの残像が、わりと皆さんの頭の中に残っていて、「顔パンパンになりたくない!」と感じ、潜在的に注入を嫌う傾向にあると感じています。
2.世代のイメージ

骨痩せによってたるみが生じ、ほうれい線やゴルゴラインとして現れる。“骨瘦せ”が根本的な原因で、多くの人がたるみに悩んでいます。ヒアルロン酸はその骨痩せを補いながら、たるみにアプローチできる素晴らしい治療です。骨痩せが顕著になり、たるみに悩まされる30代後半から50代の世代の方々にとって、まさにヒアルロン酸は最適の治療です。しかし、ちょうどその世代の方々のヒアルロン酸に対するイメージが悪いのだな、という印象を受けています。
3.解剖や層に基づいた注入

では、現在好まれているナチュラルな仕上がりは、どうすればできるのでしょうか。ただボリュームを埋めるような注入だけではなく、アラガンのMD codeに代表される、“解剖構造や層構造基づき、適切な位置に適切な量を注入する” という概念が以前よりも発達したことで、よりナチュラルな効果出しが叶うようになったのではないかと考えています。また、ただただ顔のバランスを黄金比に近づけるだけではなく、やはりそれぞれのお顔の個性や長所を生かしながら、欠点をうまく補うような注入が一番いいと個人的には思っています。
4.TFT(Total Facial Treatment)

TFTという概念があります。Total Facial Treatment の略なのですが、シンプルに言い換えると、お顔全体のバランスを整える治療のことです。先述の骨痩せは、部分的に起こるものではありません。全体的に萎縮していきます。お顔の表面からみれば、ほうれい線やマリオネットライン、として認識されるたるみも、頬骨やこめかみ、鼻の横の骨など、あらゆる骨の萎縮が原因で現れるエイジングサインなのです。つまり、たるみを解消するためには、ピンポイントの治療ではなく、全体のバランスを整えるような全体的な治療が必要になるのです。
5.ナチュラルな治療のジレンマ

ナチュラルに仕上げるには、TFTを常に念頭に置いて、患者様のお顔の特性も見極めながら、必要なところに必要なだけ補って整えていきます。マイナスから0にする部位もあれば、ややプラス気味に入れることもあります(プラスしすぎるとパンパンになります)。こればっかりはドクターの技量や美的センスも必要になります。そこで参考になるのが症例写真ですよね。ただ!TFTに基づいたナチュラルな注入は、実際に生で見た時の若返り感や、患者様の満足度はとても高いのですが、写真にすると、いい意味で変化が伝わりにくいのです。ここにジレンマを感じています!笑
すごく良くなっている、数年前の自分にもどっている。しかし劇的変化ではないので、写真では伝わりにくい。皆さんに伝えたいのは、あまり変わっていない、のではなく、ナチュラルすぎて伝わりにくい、ということです。また、誤解を招かないように書くと、”劇的”変化ではないものの、“しっかり確実に”変化はでますのでご心配なく。
さいごに
ナチュラルな美がお好みのかたはぜひ一度ご来院ください。患者様それぞれお顔が違いますので、本当にオーダーメイドの治療になります。「なにかしたとバレたくないけど、若返りたい!」という方にはヒアルロン酸治療はとてもおススメです!