【美容内科×美容皮膚科コンビネーションを用いて、本来の美しさのポテンシャルを引き出す】
大阪・北堀江の UNI CLINIC (ユニクリニック) 院長、大嶋です。
当院では美容皮膚科と美容内科の両面アプローチで、外側だけでなく、体の内側から本質的な美しさを引き出す治療を提供しています。特に、分子栄養学を活かした美容内科アプローチ により、肌の健康を根本から支えることを大切にしています。
患者様のお悩みに寄り添い、カウンセリングでは美容皮膚科施術と美容内科のバランスやコンビネーションをお伝えし、最適な治療プランをご提案させていただております。
はじめに
「抗酸化」というコトバをよく耳にするのではないでしょうか。その意味や必要性について、なんとなくわかるものの、正しい知識をもって対策できている方はそれほど多くないのではないでしょうか。本日は「抗酸化」についてのお話です。
1.抗酸化とは何か?そして“尿酸”の意外な役割

私たちの体内では、日々「活性酸素(Reactive Oxygen Species)」が産生されています。
これは紫外線、ストレス、炎症、ミトコンドリア活動などによって生じ、過剰になると細胞障害=老化の原因となります。
この活性酸素から体を守る仕組みが「抗酸化」です。
代表的な抗酸化物質としては、
ビタミンC、ビタミンE、グルタチオンなどが知られていますが、
実は**血中で最大の抗酸化寄与を持つのは「尿酸」※1,2であることが報告されています。
さらに進化的には、ヒトは尿酸分解酵素(ウリカーゼ)を失っており、
これは「抗酸化を強化するため」という仮説もあります。
つまり尿酸は、
単なる“老廃物”ではなく、内因性抗酸化物質の中核ともいえる存在です。
ただし重要なのはここからで、
「高すぎても低すぎても問題」という点です。
・高値だと“炎症、血管障害、痛風”の、低値だと“抗酸化能低下、神経変性”のリスクが上昇します。したがって美容内科的には、
「適正レンジでのコントロール」が重要になります。
2.内因性抗酸化の重要性(VC・VE・グルタチオン)

尿酸が強力な抗酸化物質であるとはいえ、それだけで酸化ストレスに対抗できるわけではありません。むしろ臨床的には、
尿酸+他の抗酸化ネットワークの連携が極めて重要です。
以下代表的なものをお示しします。
ビタミンC(アスコルビン酸)※3
・水溶性抗酸化の中心
・尿酸と相互に酸化還元サイクルを補助
・コラーゲン合成にも関与
ビタミンE(α-トコフェロール)
・脂質膜の酸化防御
・ビタミンCにより再活性化される
グルタチオン(GSH)
・細胞内の最重要抗酸化物質
・ミトコンドリア保護、解毒、炎症抑制
・ナイアシン、ビタミンCとの連携あり
また点滴における抗酸化対策も重要です。高濃度ビタミンC点滴や白玉点滴はその代表例でしょう。点滴のメリットは、経口では到達できない血中濃度を確保可能でき、短期間で酸化ストレスをリセットすることが可能になります。
そして、過去コラムでも触れたことがあるのですが、抗酸化といえば “メラトニン” です。
3.肌における抗酸化戦略 〜プルリアルデンシファイの位置付け〜

全身の抗酸化が整っていても、皮膚は紫外線・炎症・外的刺激に常にさらされているため、
お肌への直接的な抗酸化ケアが必要になります。
そこで効果を発揮するのが「スキンブースター治療(肌育注射)」です。
中でも、当院でも大人気のPluryal Densify(プルリアルデンシファイ)は、
・ポリヌクレオチド(PN)による肌再生、抗炎症効果
・非架橋ヒアルロン酸による保水性
・マンニトールによる抗酸化作用、ヒアルロン酸分解抑制効果
といった作用により、
“酸化ストレスに強い肌環境”を生み出す製剤です。
特に、慢性炎症、くすみ、赤み、施術の反応が悪いお肌、などには単なる「美容施術」ではなく、「抗酸化+肌再生」の視点での介入が重要であり、プルリアルデンシファイはその両方をかなえてくれます。気になる方はぜひお受けください!
最後に
「尿酸=悪」と決めつけるのではなく、“抗酸化”という視点で身体を見ることが、本質的なアンチエイジングにつながります。
内面からの抗酸化アプローチ、プルリアルデンシファイによる外面からのアプローチ、共に行っていきましょう。ご自身の現在地を知る上でも栄養検査(血液検査)も重要です。
気になる方はぜひカウンセリングにいらしてください!スタッフ一同お待ちしております。
参考文献
※1:Ames BN 1981 uric acid antioxidant
※2:Becker BF 1993 uric acid scavenging
※3:Frei B 1989 plasma antioxidant network